遙かな過去から現在に至るまでのワタクシメの恥ずかしいかもしれない産物を(ある程度)赤裸々に公開してしまおう!と。
POV-RAYの基本003
POV-RAYでは位置指定にXYZの座標を使います。

「向きはどうなの?」

「通常Yが上下だとしても、XとZの向きはどっち?」

「どっちが+で、どっちが-なの?」

と疑問に思います。

これがわからなければ位置指定ができません。

XYZ20150215A01.png
これは真上から見ている画像です。
赤球を、X0,Y0,Z0,地点に作ってあります。

【説明】

sphere{0,0.3 pigment{color Red} finish{diffuse 1.0 specular 1.0 reflection 0.3} }

  1. sphereは見た通り「球形」を作ります。中心点0、半径0.3、です。
  2. 半径0.3、の球形を作り、translateで移動させています。
  3. X+が右。
  4. Z+が前ですね。
  5. マイナス方向はそれぞれその逆方向ということになります。
  6. Yのマイナス方向ももちろんあります。今はplaneでわかりやすくするために床を作ってありますが、planeを消したり、planeそのものをマイナス方向へ動かしてもいいわけです。

【構文全文】

#include "colors.inc"
camera { location < 0, 5, 0 > look_at < 0, 0, 0 > }
light_source { < 60, 100, 0> color rgb 1.0 }

plane { y,0 pigment { checker White,Black scale 1 } finish { ambient 0.2 diffuse 0.6 reflection 0.6 } }

sphere{0,0.3 pigment{color Red} finish{diffuse 1.0 specular 1.0 reflection 0.3} }

sphere{0,0.3 pigment{color Yellow} finish{diffuse 1.0 specular 1.0 reflection 0.3} translate x*1 }

sphere{0,0.3 pigment{color Blue} finish{diffuse 1.0 specular 1.0 reflection 0.3} translate z*1 }

上記構文をPOV-RAYへコピペしてレンダリングするだけで、まったく同じ画像が出てきます。


POV-RAY基本の基本


”POV-RAYをダウンロード、インストールしてみたが、さっぱり使い方がわからない”


”レンダリングして画像を出すことさえできない”




 そういう方もおられると思います。

 私も、一番最初はそんな感じでした。



【とりあえずレンダリング】


  1. POV-RAY最新バージョンは3.7.0です。(2015年01月29日木の時点で)
    POV-Ray 3.7.0 公式ダウンロードページ
    上記ページの 「Download Windows Installer」 からダウンロードできます。

  2. ダウンロード&インストールが終了したら、起動します。
    「POV-Ray for Windows Editor DLL's」も、インストールしておいた方がいいです。
    ここに英語で詳しく書かれていますが、ライセンスの問題でまとめてインストールできなくて、分割されてるだけのようですので、ダウンロードしてインストールしておいた方がいいです。

  3. 起動するとChangeLogと共に、すでにそのままレンダリングできる構文がいくつか出てくると思いますが、最初からその内容を理解するのは難しいので、無視します。

  4. このブログ記事の「POV-RAY の基本001」か、「POV-RAY の基本002」の構文だけをマウスでなぞって、コピーして、POV-RAYの「NEW」クリック、新規ページにペーストします。

  5. File → Save as → で「マイドキュメント」又は「デスクトップ」、あるいは専用のフォルダーを作って保存します。ファイル名はあとで見てもわかりやすい名前にしておきましょう。

  6. 下画像のように、[ 800x600, AA 0.3 ] を選びます。レンダリングする画像の大きさです。


povray20150129A001.png



"RUNをクリック!"


povray20150129A002.png



 これでやっと、ヨコ800pxタテ600pxの画像がレンダリングできたと思います。


この後が重要です!





レンダリングされた画像は、先ほどファイルを保存した場所にレンダリングと同時に保存されています。

で、この後、構文をいじって遊んで、試しにRUNしたくなることと思います。

が、RUNをクリックしてレンダリングした時点で、その前にレンダリングした画像は

上書きされ、消えてしまいます!




これは覚えておきましょう。

構文をいじる前に、


別名でファイルを保存する




癖をつけましょう。


POV-RAYの基本002
XYZ20150128A01_20150129150710427.png


【説明】

  1. 一番目のbox (左)で10×10×10 サイズの箱を作り、
  2. コピペして二番目のbox (右)を作って、translate で移動させただけ。
  3. box作成の開始座標<0,0,0>と終了座標<-10,10,-10>を計算したり考えたりせずとも、わかり易い場所で作ってしまって、作った後でtranslateで移動させた方がわかりやすいですよね。
  4. 回転はrotateです。(今回は使ってませんが)
  5. planeが床です。これは無限大の大きさで、どこまでも広がっています。pigment { checker White,Black scale 20 }で白黒のチェッカー模様にしています。
  6. cameraのlocationで、どこから見るかを指定しています。
  7. cameraのlook_atで、どこを見るかを指定しています。同じカメラ位置であっても、見る位置を変えれば、カメラの位置は同じままで、まったく違う方向を見る指定ができます。
  8. global_settingsは無くても構いません。無い場合はgammaが1.0の画像がレンダリングされます。個人的な好みで1.0はちょっと深みのない明るさに感じるので今回は1.2でレンダリングしてみました。

#include "colors.inc"

global_settings { assumed_gamma 1.2 }

camera { location < 30, 26, 8 > look_at < 0, 0, 0 > }

light_source { < 100, 60, 0> color rgb 1.0 }


box {<0,0,0><-10,10,-10>pigment{color NeonPink}finish{ambient 0.3 diffuse 1.0 brilliance 1.0 phong 0.2 phong_size 40}scale<1,1,1>rotate y*0 translate<0,0,0>}

box {<0,0,0><-10,10,-10>pigment{color NeonPink}finish{ambient 0.3 diffuse 1.0 brilliance 1.0 phong 0.2 phong_size 40}scale<1,1,1>rotate y*0 translate<-2,1,12>}


plane { y, 0 pigment { checker White,Black scale 20 } finish { brilliance 1.0 phong 0.6 phong_size 80 reflection 0.4 } }

上記構文をPOV-RAYへコピペしてレンダリングするだけで、まったく同じ画像が出てきます。


POV-RAYの基本001
XYZ20150131A09.png

POV-RAYへコピペでまったく同じ画像がレンダリングできます。

すごく簡単な構文で、短いので、初心者にはわかりやすいんじゃないかと思います。

#include "colors.inc"
camera { location < 50, 40, 0 > look_at < -10, 0, 0 > }
light_source { < 60, 100, 0> color rgb 1.0 }

plane { y, 0 pigment { checker White,Black scale 20 } finish { ambient 0.2 diffuse 0.6 reflection 0.6 } }

box { < -1, 5, 1,> < -11, 15, 11,> pigment { color Red } finish { ambient 0.2 diffuse 1.00 } }

box { < -1, 5,-1,> < -11, 15,-11,> pigment { color Orange } finish { ambient 0.2 diffuse 1.00 } }
上記構文をPOV-RAYへコピペしてレンダリングするだけで、まったく同じ画像が出てきます。
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POV-RAYのメモ 透過 transmit

transmit

は透過光の色が物体の色に影響されないので、
次のように指定すると完全に透明な物体ができる。

transmit 1.0

《透過率を指定する場合》

 POV-Rayでは物体の透過率の指定にfiliterとtransmitを使用できる。
 transmitは透過光の色が物体の色に影響されないので、次のように指定すると完全に透明な物体ができる。

 transmit 1.0

 これに対し、filterはRGBの成分別の透過率を指定する。
 そのため、filterを使って完全に透明な物体を作ろうとしてtransmitと同じように

 color filter 1.0

と指定すると物体は真っ黒になってしまう。
 これは、red、green、blue成分にデフォルト値の0が適用され、透過光の各成分の透過率が0、つまり全く光を通さないfilterを指定したことになってしまうためである。
 filterをつかって完全に透明な物体を作る場合は次のように指定しなければならない。

 color red 1.0 green 1.0 blue 1.0 filter 1.0


transmitが入っている構文だとこういう画像になる。
(画像下のがその全構文。POV-RAYにコピペで同じ画像が出てきます。)
サイコロ001
※構文を一部修正(2015-02-14)
 POV-RAY3.7でレンダリングした時、同じ画像にならなかったためgamma 2.6を追加。
 この構文を今見ると何だか変にややこしいことをしているように見える。
#include "colors.inc"
#include "textures.inc"
global_settings{ assumed_gamma 2.6 }
camera { location <0, 80, -200> look_at <0, 40, 0> }
light_source { <000, 300, -300> color 1.0 }

sky_sphere { pigment { Blue_Sky2 } }

plane { y, 0 texture { pigment { checker color White color Black scale 80 } finish { ambient 0.2 diffuse 0.5 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.2 } } }

sphere { <0, 10, -150,> 20 rotate x*25 texture {
pigment { color rgb < 0.25, 0.25, 0.25 > transmit 0.8 }
finish { ambient 0.5 diffuse 1.0 brilliance 5.0 phong 1.0 phong_size 40 specular 1.0 reflection 0.02 } } interior { ior 1.4 caustics 0.7 } }

サイコロ002
transmitがないと、どうがんばっても透過してくれない画像。
(定義済みテクスチャを使えば出来るだろうけれども、それだと自分の思う色で透過させられないよね)


pigment { color rgb < 0.25, 0.25, 0.25 > transmit 0.8 }
↑この行↑

pigment { color rgbt < 0.25, 0.25, 0.25, 0.8 > }
こうしても同じです。

rgbt の t が transmit の意味なので。

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明けましたね!どーもです!
やっとこさ画像がたった今できたて!

変な日本語だ。

(だったんですが、毎日アイテム追加とかして、少しずつ変化してます。)





あけました!

明けておめでたい人も、そーでない人も、

明けました!どーもです!

2010年になっちゃいました!

昨年お世話になった方、ありがとうございました!
今年お世話になっちゃう方、よろしくお願いいたしますんですわ!


この画像がですね、
なかなかナカナカできなくてですね、
はぁ~けっこう思ってたより時間かかりました。


「その割にはあれだな。」


まーまーまー
ねb


今年もどーぞよろしく(*`Д´)ゞニャン!


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POV-Ray シーン 自分用メモのようなもの2
昨日に引き続き、difference です。

difference でくくった一番上の1つの形状から、
いくつもの形状を消せるってことで。

test014S.jpg
大きい1つの箱形
から
小さい4つの箱形を消し、
その上さらに、
その真ん中から球形を1つ消したがぞー。


※構文を一部修正(2015-02-14)
 POV-RAY3.7でレンダリングした時、同じ画像にならなかったためgamma2.4を追加しました。
#include "colors.inc"
#include "shapes.inc"
#include "textures.inc"
#include "glass.inc"
#include "metals.inc"
global_settings { assumed_gamma 2.4 }
camera { location <250, 250, -250> look_at <0, -100, 0>}
light_source { < 00, 200, -1000> color rgb 0.33 }
light_source { < 1000, 400, 1000> color rgb 0.33 }
light_source { <-1000, 400, 1000> color rgb 0.33 }
sky_sphere{ pigment { Blue_Sky2 } }

plane { y,-250 pigment { checker White,Black scale 60 } finish { phong 1 phong_size 20.0 reflection 0.7 } }

difference {

box { <-100, -100, -100>, <100, 100, 100> texture{ pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.5 diffuse 1.0 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } }

box { < 0, 0, 0>, < 101, 101, -101 > texture{ pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.5 diffuse 1.0 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } }

box { < 0, 0, 0>, < -101, -101, -101 > texture{ pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.5 diffuse 1.0 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } }

box { < 0, 0, 0>, < -101, 101, 101 > texture{ pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.5 diffuse 1.0 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } }

box { < 0, 0, 0>, < 101, -101, 101 > texture{ pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.5 diffuse 1.0 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } }

sphere { 0, 75 texture { pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.5 diffuse 1.0 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } }

rotate < 0, -15, 0, > }
ただし、これには一つ重要なポイントがありまして、

”表面の模様(テクスチャ)は、全てに同じ大きさの物を
位置がずれないように貼り付けなければならない”

ってことで。
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POV-Ray シーン 自分用メモのようなもの
「POV-Ray シーン しばらくやってないと忘れてしまう自分用メモのようなもの。」

って題名にしたかったんだけど、長すぎたのかエラーが出て、ブラウザごとダウンした!
ので短くしました。


 メモといえば、小学生の頃そういうあだ名の同級生
(仲はすごく良かったりすごく悪かったり、でもすごくつながりのあった友人。小中高といっしょだった。)がいたけど
最近バスプロで全く同姓同名の人がいるんだよね-。
顔も・・・似てる・・・まぁ、もうかなり会ってないから本人かどうかわかんないんだけど、
本人さん、見てたらメールフォームからでも連絡してくらちぃー。


で、
ずいぶん前にここの記事で書いていた
difference
を使った図形。


#include "colors.inc"
#include "shapes.inc"
#include "textures.inc"
#include "glass.inc"
#include "metals.inc"

global_settings { assumed_gamma 2.0 }
camera { location <250, 250, -250> look_at <0, -50, 0>}
light_source { < 00, 200, -1000> color rgb 0.33 }
light_source { < 1000, 400, 1000> color rgb 0.33 }
light_source { <-1000, 400, 1000> color rgb 0.33 }

sky_sphere{ pigment { Blue_Sky2 } }

plane { y,-150 pigment { checker White,Black scale 60 } finish { phong 1 phong_size 20.0 reflection 0.5 } }

//object { box { <-100, -100, -100>, <100, 100, 100> texture{ pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.8 diffuse 0.5 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } rotate < 0, 0, 0, > } }

difference {

box { <-100, -100, -100>, <100, 100, 100> texture{ pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.8 diffuse 0.5 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } rotate < 0, 0, 0, > }

box { < 0, 0, 0>, < 101, 101, -101 > texture{ pigment { julia <0.353, 0.353>, 30 interior 1, 1 color_map { [0 rgb<0,0.5,1>] [0.2 rgb x] [0.4 rgb x+y] [1 rgb 1] [1 rgb 0] } } finish { ambient 0.8 diffuse 0.5 brilliance 0.5 phong 0.5 specular 0.5 reflection 0.1 } scale 120 } rotate < 0, 0, 0, > }

}

以前と一緒で、↑の記述をそのままコピーして
POV-Ray Ver3.6 に貼り付けてレンダリングすると
全く同じ画像が出てきます。

ま、そうでないとここに書き込んでる意味がないんですね。
画像サイズは自分好みで、どぞ。

オイラがこの画像をレンダリングした設定は
[800×600, AA 0.3]
です。
たいていこの設定でレンダリングしますね。

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