遙かな過去から現在に至るまでのワタクシメの恥ずかしいかもしれない産物を(ある程度)赤裸々に公開してしまおう!と。
「魔人」02
 あれ?これ、ホントにつづきの話?

 って感じもしないではないですがw

 ちゃんと続きます。

 ちゃんと?

 いぁ、まー、とりあえず続きですw




[原文]




 「魔人」


 日曜日の午後、今日は全く予定が入っていなかった。
 豆入りの塩味おかきを頬張りながら、面白くもないTVをボォ~っと見ていた。
 「一撃必殺なんですよ。」
 TVの出演者は微笑みながらそう言っていた。
 芸能人ではない、はず。
 あまりTVを見る習慣がないので、最近の芸能人にどんな人がいるのかほとんどさっぱりわからなかったが、出演しているメンバーを見るとどうやらドキュメント番組らしかった。
 「スポーツではないので、ルールもありません。どんな方法でもいいんですよ。」
 この人はずいぶんと嬉しそうに話していた。
 「自分を狙ってくる相手を、自分がやられるより先に戦闘不能にしてしまうこと。これだけが鉄則なんです。」
 言ってる内容とその表情とがまるで正反対だった。
 どうやらこの人は戦争のプロらしかった。
 が、その嬉しそうに話す表情におびえているのか、インタビューをしている側の少し年配の男性はマイクを小刻みに震わせていた。
 「本当に命を狙われてるわけですよ。ルールがあるスポーツや格闘技じゃありませんからね。」
 最近、特に弱い者を狙う犯罪が増えてきているので、どうやらこの番組は護身術を放送しているらしかったが・・・・・。
 番組のはじめに、その先生として来てもらった男性に今までの経歴と、その頃の簡単な話を聞いていたらしかった。
 「銃を持ってるじゃないか。と言われるんですが、作戦の最中になくすこともあるんですね。」
 苦笑いをしながら。
 「じゃあ、その時はどうするか。」
 「そのまま『銃をなくしたから帰ります』と言ってそそくさと帰れるわけないですから。」
 「無いなら無いなりに、戦うしかないわけですよ。」
 苦笑い。
 「その辺にあるものなら何でもいいんです。とにかく頭と体を使って、『一撃必殺』を狙うわけです。躊躇してるヒマなんかありません。向こうも怖いんですから。向こうも反撃を食らうことをおそれてますからね、一撃で相手を倒そうと狙ってるわけですから。」
 体がうずいてくるのか、身振り手振りで話し始める。
 「例えば相手が物陰にこう、隠れていたとしますね。」
 なにげなくボォ~っとその番組を最後まで見ていた。途中、トイレへ行ったり、お茶を冷蔵庫に取りに行ったり。
 そんな番組の中で何度もその男性が言っていた言葉。
 「相手も反撃をおそれてるんです。だから本当の戦いでは『一撃必殺』つまり一撃で相手を殺さないと反撃を食らって、こちらが逆に殺されるかもしれない。だから『最初の一撃で完全に相手を戦闘不能にしなければならない』んですよ。」
 その男性の嬉しそうな表情が妙に印象的な番組だった。






[原文]


つづく

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